<< 朝顔咲く。 | main | 今年の花火。 >>
2006.07.20 Thursday

吹抜けの作り方。

0


    「吹き抜けのある家」に住みたいという方は意外と多い。しかし、闇雲に天井を抜けば良いという訳ではないのである。それには、工夫が必要なのだ。
    まずは、その場所。壁づたいに空間が抜けるように外壁面に沿わせてつくる。できれば、建物の角に設けると効果が高い。間違って、建物の中心部に設けたり、外壁面に寄せたのにその壁にキャットウォークを架けてしまっては、効果的ではない。ただの穴ボコになってしまう。

    次に、高い天井の処理。ただ平に天井をつくるのではなく、少し深みをつくる。その為に、中間的な部分に床の張り出しや、天井の張り出しがあると良い。そうすることで、高さが深さに変わる。

    しかし、全て吹き抜けでは、ただ天井の高い部屋となる。天井の低い(普通の)部分も必要なのだ。そのメリハリが、より変化に富んだものとなる。

    そして、必ず温熱的環境を考えること。冬場、各室ごとに暖房する局所暖房では、間違いなく冷気が降りてくる。「暖まらない」というのでは、せっかくの開放的な空間が台無しである。しかし、全館暖房ではコストがかかりすぎるので、ウチではOMソーラーを薦めている。

    ただ、OMソーラーを設えたとしても、窓の性能や位置、屋根や壁の断熱仕様も影響してくる。とくに1階部の窓の上に、2階部の窓は重ねてはいけない。冷気が加速して降りてくる。その場合には、1階部を壁にするか、障子などを入れて速度を緩める工夫が必要だ。

    また、シーリングファン(天井扇)も夏冬通して有効な手段である。必ず設けたい。

    最後に、小さな吹き抜けは、あまり効果的ではない。最低限10平米(6帖)は必要。床面積の割に建築面積が大きくなるので、やはり余裕のあるケースでの採用を。
    コメント
    コメントする








     
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    Calendar
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    << November 2019 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recent Comment
    Recent Trackback
    Recommend
    柳宗理 ステンレスボール&ストレーナー (16.19.23) 6pcs
    柳宗理 ステンレスボール&ストレーナー (16.19.23) 6pcs (JUGEMレビュー »)

    パンチングストレーナーは、とても使い易い。
    23cmのボールは泡立て易いカタチだ。
    美しいので、そのまま食卓に出せるのもいい。
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM